年金は前倒しか?後ろ倒しか?
寿命と支給額で考えよう。
年金を繰下げと繰上げした場合(旧バージョン)
繰上げした場合は1ケ月あたり0.5%少なくなり、
繰下げした場合は1ケ月あたり0.7%多くなる。
老年基礎年金の繰上げ、繰下げ受給した場合。
ke!san 生活や実務に役立つ計算サイトで比較しました。
年額受給額を120万円で調整した。
65歳を基準で考えた場合
・60歳受給した場合 0.7倍
・62歳受給した場合 0.82倍
・67歳受給した場合 1.16倍
・70歳受給した場合 1.42倍
・60歳受給した場合 0.7倍
・62歳受給した場合 0.82倍
・67歳受給した場合 1.16倍
・70歳受給した場合 1.42倍
受取受給額(損益分岐点)が逆転する年齢
・60歳受給した場合 76歳
・62歳受給した場合 78歳
・67歳受給した場合 78歳
・70歳受給した場合 81歳
・60歳受給した場合 76歳
・62歳受給した場合 78歳
・67歳受給した場合 78歳
・70歳受給した場合 81歳
70歳の場合は81歳まで生きる必要があります。
長生きする必要がありますね。
年金を繰下げと繰上げした場合(2022年改正後)
繰上げした場合は1ケ月あたり0.5%少なくなっていましたが、
改正後は0.5%→0.4%に変更となります。
繰下げは0.7%は変更がありませんが、
繰下げの上限年齢が75歳になる。
75歳まで繰上げた場合は84%増額(1.84倍)
65歳を基準で考えた場合
・60歳受給した場合 0.76倍
・62歳受給した場合 0.85倍
・60歳受給した場合 0.76倍
・62歳受給した場合 0.85倍
受取受給額(損益分岐点)が逆転する年齢
・60歳受給した場合 80歳
・62歳受給した場合 82歳
・60歳受給した場合 80歳
・62歳受給した場合 82歳
繰下げは変わりませんが、繰上げは4歳増えている。
改正後は繰下げが改善、ただし年金額は永遠に固定
改正後の年金受給額が逆転する年齢が80歳となった。
びっくりです。80歳まで生きているのでしょうか?
以前の60歳に繰下げて、76歳で受給額が逆転する場合は、
65歳まで待とうと考えます。
しかし、改正後は80歳ですよ。
60歳から年金を受給するのもありなのでは?
繰下げもありと考えると、気が楽になる。
60歳時点でどう判断するかわかりませんが、
選択肢が増えるのはいいことです。
コメント