時間の奴隷にならない

日常

毎日のスケジュールは必要か。

本日は、日課のスケジュールで過ごしています。
午前中は判を押したように同じです。

しかし、違和感を感じました。
「時間の奴隷になっていないか?」

自堕落にならないように、日々の予定を決めています。
だが、働いていた時のように時間に追われていたら意味がないのではないか?

予定をつめ込みは良くない。

会社員時代と比べて、時間に余裕はあります。
退社して半年以上経過した今、ようやく落ち着いてきました。

それでも最短ルートで移動し、効率良く物事を処理するクセは治りません。
予定をつめ込みすぎて、あれもこれもと欲張っても満足感はないです。

日々を充実させるには、予定は少なくしたほうがいいです。

700年前も、今も、変わらない。

人間が、この都に集まって、蟻のように、東西南北にあくせく走り回っている。
その中には、地位の高い人や低い人、年老いた人や若い人が混じっている。
それぞれ、働きに行く所がある、帰る家がある。
帰れば、夜寝て、朝起きて、また仕事に出る。
このようにあくせくと働いて、いったい何が目的なのか。
要するに、おのれの生命に執着し、利益を追い求めて、とどまることがないのだ。

出典元:徒然草 著者:吉田兼好
 

あくせく走り回って、人生が終わる、そんな私の未来が見えます。
時間があるのに、何かに執着して、とどまることを知らない。

昔の人も私も何も変わりません。
徒然草は1330~1331年頃にまとめられた本ですが、人は同じと感じました。

リタイアして半年が経過しましたが、今年は自分の人生の方向を決めるチャンスと考えています。
利益を追い求めるのではなく、後悔のない生き方を模索します。

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