普段は意識高い系どころか、意識低い系に分類される私。
だが健康に関してだけは意識を高くして情報収集に努めている。
超人と呼ぶにふさわしいヴィム・ホフに関して書かれた本を読んだ
ヴィム・ホフとは
様々な寒冷な環境に関わる記録をもち、「アイスマン (The Iceman)」の通称で知られるオランダ人。彼は、普通の人々よりも寒冷に耐えることができるようになるという「ヴィム・ホフ・メソッド (Wim Hof Method)」を開発した。彼の身体は、低温に耐える自然な能力をもち、褐色脂肪組織をより効率的に活性化させ、普通の人間より体温を高める能力が高いことが検証によって明らかになっている。
参考元:Wikipedia
ヴィム・ホフは常人には出来ない数多くのことを成し遂げている。
・フィンランドで氷点下20度の気温の中、氷の下を潜水して100m泳ぐことに挑戦。
・標高7400mエベレスト登山。気温氷点下25~30度。ショーツとサンダル姿で登る。
・北極圏をショーツとサンダルと素足でハーフマラソンを走る。記録は2時間16分。
・北極圏をショーツとサンダルと素足でフルマラソンを走る。記録は5時間26分。
ヴィムは病気になることはないらしい。
その彼が循環器に影響を与える技法を教えている。
その内容が”ヴィム・ホフ・メゾット”と呼ばれ、呼吸の技法と寒冷地環境に順応する方法。
この本はその内容と効果について書かれている。
ヴィム・ホフ・メゾット
- コールド・トレーニング
・身体を低温にさらせば、血管を強制的に閉じたり再び開いたりすることになるため、鍛えられる。
・低温にさらされると褐色脂肪細胞が活性化する。
褐色脂肪細胞は、脂肪酸やブドウ糖を燃焼させ身体を温める
・毎日冷水シャワーを浴びる人は白血球が多い。2015年に3000人以上集めてが「クールチャレンジ」研究を行う。
参加者を4つのグループに分けた。
①温かいシャワーを浴びる
②普通にシャワーを浴びて30秒間の冷水シャワーを浴びる
③普通にシャワーを浴びて60秒間の冷水シャワーを浴びる
④普通にシャワーを浴びて90秒間の冷水シャワーを浴びる
結果として温かいシャワーを浴びた①のグループより、②③④のグループが具合が悪い日が少なかった。
②の30秒間だけでも、効果はあった。日本でも寒中水泳や乾布摩擦などもあるので、寒さに体を慣らすことに効果があると受け継がれているのでしょう。
私もサウナの後は水風呂に入り、外気浴で体がポカポカすることを感じる。 - 呼吸エクササイズ
呼吸が乱れると、さまざまな健康上の問題の原因になる。
肩こり、興奮、腸のトラブル、疲れやすさ、動悸息を深く吸ってゆっくり吐くことを繰り返すと体内から大量の二酸化炭素を排出する。
その状態で息を止めると酸素を消費するので、より多くの酸素を供給し老廃物の排出を活性化する。呼吸エクササイズの方法
①息を吸い、ゆっくりと吐く
②息を吐き切って深く吸う
③息を吐いて止め、吸いたくなったら吸う緊張状態や不安な状態な時は呼吸の乱れがよくわかります。
深呼吸しろというアドバイスは的を得ているようです。
自分に出来る3つのこと
- 冷水シャワーを浴びる
冷水シャワーは今までに何回か挑戦しているが、失敗に終わっている。
そこで今回は、温水シャワーを浴びた後に冷水シャワーを浴びるようにした。
3週間は続いている、習慣化できるまで続ける予定。 - ゆっくりと呼吸をする
毎朝の瞑想時には呼吸に意識をおいているが、普段の生活ではまったく意識していない。
これからは休憩時にゆっくりと呼吸をするようにします。 - はだしで歩く
ヴィム・ホフ・メゾットを実践している人の多くが、はだしで歩くようになる。はだし歩行の指示者たちは接地すること、地球を囲む「電場」に接触することが健康に好影響を与えると強調する。
この話も以前に何回か聞いたことがあったので試したことがある。
酷く体調を崩していたので、藁にも縋る思いで実践していた。
健康を取り戻したので現在は行っていない。効果があったように思えるので実践したいのだが、問題がある。
近場に土がある地面が少ない。
はだしで歩いていると奇異の目で見られる。
人が少ない場所で週に1回でいいので歩いてみようかな。
今は昔と比べると体調も良いが試せることはやってみます。
来年は今年よりも健康になりたいから。
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