たまにはFIREの話題。
最近はFIREという言葉が少なくなってきたような気がする。
君たちはFIRE後どう生きるか
宮崎駿氏の有名な映画・・・ではなく、寺澤伸洋氏の書籍のタイトル。
全2冊あり、現在はKINDLE UNLIMITEDで読むことが可能です。
FIREした20人と17人に寄稿してもらった内容が紹介されています。
寄稿の内容は下記の通り
1,自己紹介
2,FIRE時の資産額
3,資産構築のために考えたこと
4,FIREに踏み切る際の気持ち
5,FIRE後のタイムスケジュール
6,FIRE後の人生観の変化
7,今後の目標、生きがい
詳しくは読んでいただいほうが良いし、多くの人がいるので紹介しきれません。
資産形成の手段も不動産、株式投資、暗号資産、Youtubeなど多岐にわたっています。
リタイアの方法は節約を行い、副業で入金力を増やし、投資を行う。
それを長期間実践することでリタイアされている。
本書に紹介されている方は、リタイア後も大切なことに時間を使い、生きがいを持って活動されています。
優先順位と自分の価値観を確立している方が多い印象でした。
FIREとは
君たちはFIRE後どう生きるか2で提唱されている、FIREの定義があります。
FI=Financial Indepence(経済的自立)
説明する必要のないほど有名な言葉で、4%ルールより支出額の25倍の資産を貯めること。
生活費を資産の運用益で賄えば、永遠に資産は減らないという理屈である。
ただ、運用益だけではなく定期的な収入を得ることで、より安全な状態が推奨されている。
RE=Retire Early
本体の意味は早期退職(Retire Early)
本書のRE=REstart your life
好きなことで人生をリスタートさせようと推奨されています。
経済的基盤があれば、好きなことを楽しんでお金を生み出すような、遊びで生きる自由な活動ができるという考え方。
リタイアしてありあまる時間があっても、無為に過ごしては張り合いがありません。
好きな活動を行うことが、人生に充実感を得られるのでしょう。
FIRE後の人生観は変化したのか
人の話ばかりではなく、自分のことをふりかえったらどうか?
方針なしで投資し、あまり節約は行わず、コロナ過でリタイア。
50歳ぐらいでリタイアしたいと思ったが、計画は適当だった。
リタイアしたのは5年前なので、リタイア後の変化もよく覚えていない。
なぜなら、リタイア後の生活が当たり前になっているから。
こんな人の意見は何も参考にならないのではないでしょうか?
ある意味、こんないい加減な人でもリタイア出来るという希望を持てるかもしれません。
本の人達のタイムスケジュールを拝見すると、皆さんON/OFFの時間を切り替えて計画通りに生活されています。
時間配分を決定して、迷うことなく実行されているのでしょう。
私は起床時間と散歩時間は決まっているが、他は計画していない。
何かやることを決める必要があるが、今は模索している最中です。
まずは一日の時間配分を決定したほうがいいでしょう。
この本を読んでわかる大切なことは、リタイアする手段ではなく、リタイア後に何をするかです。
やりたいことが分かっている人は、リタイア前から始めたほうがいい。
やりたいことが分からない人は、リタイア後に探したほうがいい。
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