うっかりさん必見 『発達障害サバイバルガイド』を読んだ

あたりまえのことがうまくやれない、そんな人に対して書かれた本。
全てをそつなく出来る人はいいですが、心あたりがある人で興味がある人は読んだら参考になる。
私は心当たりがあるし、同じ対策をしていることもあった。

本の概要

著者の借金玉さんとは
大学時代に発達障害と診断され、30代の今は不動産営業とライターをされている。
起業して会社を拡大後に破綻、借金2000万円をかかえた波乱の人生を送っている。
そんな人がこの世の中を生きるためのサバイバルについて書かれた本。
45項目のHackがあるので何か試せる項目があるかもしれません。

ところで、今の時代も”発達障害”と表現されているのでしょうか。
この言葉は別の言葉に変更したほうが良いと思う。
人より不得手な部分もあるが、優れた部分も持っている人もいるでしょう。

実践している内容と、これから実践した内容

実践している内容

今の私が実践していることと同じ内容も書かれていました。

「1日1箱」習慣を固定しよう。
エブリデイボックスに毎日行う習慣に必要なアイテムを全て入れている、薬・請求書・仕事など。

未処理の請求書、領収書、仕様書を箱に入れ、パソコンには当日行うメールフォルダをデスクトップに置いている
そうすると箱やパソコンのフォルダを見ると残項目がわかるので実践している。
仕事の負荷が軽い状況だとミスはないが、複数の案件が同時進行すると混乱しやすいので可視化している。

発達障害のための最強「机コックピット」・ほぼすべての必要なものに「一手」で手が届く・「作業スペース」を極力広くとる・「身体の負荷」を可能な限り小さくする・チェックを怠ってはいけないものが常に「視界」に入るようにする

部屋の真ん中に机、オフィスチェア、資料を置くボックスを置いている。
仕事を行う時に始めに行うことは作業しやすい環境を整えること。
仕事に着手する前に環境を考えることは大切だが、手抜きする人もいるので不思議。

これから実践したい内容

何よりもまず「働かないイス」を用意する
在宅ワークの最大の問題はONとOFFの境界があいまい、パソコンに向かったまま20時間くらい過ぎていることがある。
対策としては「働かないイス」を用意。このイスに座ったら仕事のことを考えてはいけない。

この対策は取り入れる。
仕事と休憩を同じオフィスチェアで行っているので、休んでいる時でも仕事で気になる箇所が思い付いたらすぐに仕事に戻る。
いつでも仕事と休憩が出来る環境はONとOFFの境界がなくなる、休む時は別のイスで休む。

皿テトリスを終わりにしよう
さまざまな形の皿が多いと収納に入りきらない。
シンプルな白や黒のスクエアの皿で統一して形を統一しよう。

家に使わない皿や形の異なる皿が多い、形を統一して必要な分だけ持つ。

環境の力を活用しよう。

忙しかった昔は部屋が片付かずに、車や部屋のキーを探しまわったこともある。
今は扉にマグネット付きのホルダーで必要な物を掛けているので探し回る必要もない。

借金玉さんも環境の力を活用している。
食洗機・寝床に課金・机とイス・収納・キーファインダーなど。

時間がある時は判断もしやすく、処理も早い。
仕事が忙しくなると出来ることも出来なくなり、生活も荒れてくる。

部屋の環境を整えると、少ない判断力で生活することが可能です。
環境を良くして、より良い生活をしよう。

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