FIREの話題が下火になってきたように感じる今、いかがお過ごしでしょうか。
目指さないと到達しない、それがFIRE。
昔はセミリタイア
昔はセミリタイアや早期リタイア呼ばれ、大橋巨泉さんなど特別な人々しか到達できないと思っていた。
だが、セミリタイアブログを見て、普通の人でも出来そうと思ったことが私の後押しをした。
今の時代と違い、セミリタイアの一般的なルートはわからなかった。
動画やTVで取り上げられることは少なく、情報は不足していた。
無駄な支出を減らし、投資して資産を増やせばいいとざっくり理解して始めた。
想像は出来ると思うが、一般的な人は早期リタイアは目指しません。
生涯結婚はしないと考えていたし、定年まで会社に勤めるのは何か違うと感じていた。
そんな中で目指した早期リタイヤ、初めて10年ぐらいで会社を退職した。
世の中はコロナ全盛期で、ちょうど良いタイミングでした。
目指さないと到達は出来ない
特殊な事例は例外と考えても、FI(経済的独立)は数千万の資産が必要になる。
普通の勤め人は、長期の積み上げ(入金力)と資産運用が必須です。
例外で稼ぎまくる自営業はいるが、お金の使い方も豪快です。
その結果資産は少ないが、稼ぐモチベーションになっているので、これで良いのでしょう。
イメージは農業と同じです。
種をまき、芽が出て、手入れをして、長い月日をかけて成長する。
昔の自分が10年以上前に始めて形になったように、今始めた人が10数年後に達成するのでしょう。
長い時間をかけて行う、それがFI(経済的独立)なのでしょう。
FI(経済的独立)は本当の意味で自立になる
昔は終身雇用が当たり前でしたが、今の時代はそう思う人は少なくなっているでしょう。
黒字の大手企業でも、中高年のリストラを行うことが普通になりました。
一生稼げる技術を身に着け、独立すれば良いという人もいます。
ただ、自営業をやっていると、そんな甘い世界ではないと思います。
腕の良い職人であっても、景気が悪くなったり、時代が進歩すると、需要が減るからです。
プロスポーツと同じで、成果が出せなくなれば稼ぎは減ります。
仕事が出来る人であっても体は衰えるし、体を壊して廃業する人も見ました。
家庭の事情で、事業継続が困難になる人もいました。
私も現在進行形で、家族の介護があります。(常時ではありません)
その結果、長期の仕事の受注が難しくなっています。
仕事の依頼は、途切れずにあるのが悲しいですね。
経済的に独立していれば、精神的に安定し、事態が変化しても対応は可能です。
私は資産収入で生活費を全て賄える状態ではないため、FI(経済的自立)とは言い難い状態です。
しかし、配当+資産の取り崩しで、一生なんとかなると思っています。
登山と同じで、目標を定め、ルートを選択し、歩み続けることで到達するのがFI(経済的独立)。
万人に目指しましょうとは言えませんが、到達できなくても目指す価値はあると思います。


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