クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々。
表紙にこう書いてある天才たちの日課の本。
英語のタイトルは”毎日の儀式:アーティストたちのしくみ”。
たまに読み返す本です。
『天才たちの日課 女性編』もあります。
天才は習慣で出来ている。
出てくる登場人物は多く161名。
朝起きて仕事をし、昼食後も仕事、夕方にワインと食事をし客と会話を楽しむ。
こんな感じの日常が繰り返す。
朝方の人、夜型の人いろいろなタイプの人が出てきます。
海外の作家、画家、映画監督、作曲家、哲学者などいるが、
知らない人が多い。
一人あたり数ページしかないので短編集みたいに読めます。
早起きや散布を習慣にする人は多い。
何かを学ぶという用途ではなく、いろんな習慣があり、
いろんな人がいると軽く読むのがいいと感じます。
天才も苦しんでいる。
・執筆を始める前に強い酒を飲む パトリシア・ハイスミス
・毎日八時間必死に働いて、やっと3分間の長さのフィルムが出来る イングマール・ベルイマン
・新しい作品を作る時間は日に2、3時間しかない ヴォルフガング・モーツアルト
・6週間かけてようやく一枚書きあげたと思ったら、それは最初に書いたのと同じだった。
フレデリック・ショパン
・作家業はきついなんてもんじゃない。悪夢だ フィリップ・ロス
天才といっても様々な人がいますが、苦しんでいる人も多い。
強い酒を飲んだり、アンフェタミンを服用したりする人もいる。
才能があっても苦しみもがいている姿がわかる。
何かを成し遂げるには習慣が大切
天才と呼ばれる人々は、こだわった日課を繰り返している。
才能は習慣によって花開くのではないでしょうか?
どんな環境がベストなのかを考えて、
生活した結果が習慣になっている感じです。
最後に村上春樹さんの習慣
長編小説を書いているとき、村上は午前4時に起き、
5、6時間ぶっとおしで仕事する。
午後はランニングをするか、水泳をするかして、雑用を片付け、
本を読んで音楽をきき、9時に寝る。
「この日課を毎日、変えることなく繰り返します。」
ここまで没頭できる仕事があることは幸せかもしれない。
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