『小食開運論』を読んだ。

ロッキー山田さんの少食開運論を読んだ。
KINDLEのUNLIMITEDで無料だったので読んだが、面白かった。

水野南北さんとは

この本は水野南北さんの『修身録』の教えをまとめて書いた本。

水野南北さんとは
江戸時代中期の頃の観相学の大家。当時、日本一の観相家といわれ「節食開運説」を唱えた人物である。
参考元:wikipedia

若い頃は悪さを重ね、牢に入れられた時に人相の違いに気付く。
出獄後に観相家に人相を見てもらったところ”剣難の層がある。

1年以内に大きな災いがある”と言われ、助けを求めて禅寺に入門。
”これから一年間、米の飯を食べず、麦と大豆だけの食事を続けることができたら、入門させよう”と言われ、1年間実践した。

もう一度観相家に観てもらうと”剣難の相が消えている。何か大きな功徳を積んだに違いない。”と言われ、食の慎みが人相を変えたことに気付く。
その結果、「黙って座ればぴたりと当たる」と言われ、門人一千人を抱える日本一の観相家にいなった。

観相家をいう言葉を初めて聞きましたが、人相を見て運命や吉凶を判断するようです。
今の占い師に似てますね。
生き方は顔に出ると言われているので、当たる部分もあるのでしょう。
朗らかな顔をしている人は満たされ、苦い顔をしている人は苦難の道を歩んでいる気がする。

食を慎めば運が開ける

この本が主張しているのは、この一点のみ。
・生涯の吉凶はことごとく食より起こる

食の慎みがない人は活躍出来ない。
食の慎みがない人は賤しく下品になる。
常に美食を好み食べる人は生涯苦しむことになる。

上記のように食を食べすぎる人は必ず害がある、一方で食を慎むことで運がひらけると主張している。
食事に焦点を当てているが特徴です。

そして「人はその器に応じて、天から与えられている食物には分限がある」と述べています。
私達が生きているに欠かせないものに「酵素」がある。
①食物酵素 野菜・果物・肉や魚に含まれる。
②消化酵素 食べたものを消化しエネルギーとなる。
③代謝酵素 エネルギーを体内で働かせる。
人それぞれに、一生に生産される酵素の量は決まっていると言われています。

この意見には完全に同意します。
人が食べる量や消化出来る量は決まっていると考えると、多く食べる人はより早く消耗する。
その結果、体に不調が起きるのでしょう。

”早寝、早起き、腹八分”という言葉は、健康の真理を表しているのではないでしょうか。

この本の元になった、水野南北『修身録』を読んでみたくなりました。
解説した本があるので、その本から読んでみようかな。
その前に手元にある、貝原益軒の『養生訓』を読破したほうがいいと思うが。

1日3食は多すぎる

健康情報は様々なものがありますが、1日3食は多すぎるのではないか。
育ち盛りの子供は別ですが、大人、特に中年以降の人は食べすぎ。

中年太りをいう言葉は、消費するカロリーを取得するカロリーが上回ることで起きている。
働いていない時や在宅ワークの場合は一日2食にしています。

外で働いている時は3食ですが、昼食はパン1個かおにぎり1個です。
食べると眠くなるし、頭の働きが鈍くなるので昼は少なめにしている。

小食で運が開けるかわかりませんが、食べすぎは体の不調につながることは理解している。
腹八分を目指して生活し、健康と運を手に入れよう。

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