メガバンク出身の銀行員が書いた本。
2014年に出版されたので古いですが、図書館で何気なく手に取った本。
銀行員の考え方を学べる。
少し昔の本であり同意出来ない箇所もありましたが学びもあった。
当時は半沢直樹がブームだったのか、半沢さんのたとえもある。
本の内容は下記のような事を書いてある。
・銀行員たちの日常
・お金の好かれない人の特徴
・お金に好かれる人の特徴・やらない習慣・お金の使い方・お金の貯め方
各項目は短い内容なので、隙間時間でも区切りよく読める。
病院の待ち時間やリハビリ時間で読み終えることが出来た。
参考になった箇所
お金というのは、本来、私たちが何かを手に入れるための価値を測る「記号」に過ぎません。
知人に「お金はただの数字ですよ」と言うと、「金持ちだからそんな事を言えるのだ」と反論される。
私は金持ちではないのですが、お金は数字を割り切っています。
本では100万円の束は「物質のかたまり」にしか見えないと書かれてますが、
実際に100万円持った時も同じように感じた。
アマゾンで100万円のレプリカを買って部屋に置こうかな、ただの物質と毎日実感出来そう。
お金が増えていく人が持つ5つの特徴
①いつでも機嫌がよい
②素直に他人の話を聞く
③他人のためにお金を使える
④時間を無駄にしない
⑤「見た目」に気を使う
伸びる人は素直で伸びない人は否定的、裕福な人は金持ちで不機嫌な人はお金がない。
体験として合っています、笑顔の人は裕福で眉間に皺がある人はうまくいっていない。
今後見習う箇所
「時は金なり」時間に対する考え方は、お金に対する考え方にも通ずる。
本で書かれている銀行員はスケジュールに無駄な時間が出来ないようにし、7時半には出社して通勤ラッシュを避ける。
朝が早いので夜も早い時間に眠る。
時間に対しては余裕を持ちようにしており、待ち合わせには30分前には到着するようにしています。
早かったら喫茶店で資料を読めばいいし、ギリギリのスケジュールだと不足の事態が発生した時に慌てる羽目になる。
早寝早起きも健康の基本、規則正しい生活が健康につながります。
「どれだけ稼いでいるか」より「どれだけ信用出来るか」
お金を融資する際に何を見ているかポイントを書いています。
お金の瞬発力より持続力、約束の時間は守るなどが書かれています。
仕事に関してはレスポンスの速さは仕事の良し悪しに直結していると思う。
信用できる人はレスポンスが早いし、遅くなる場合は理由を期限を明記して回答が返ってくる。
だが、そうでない人はレスポンスが遅く、事情があっても内容が伝わってこない。
約束や期限を守れない人は信用は無い、そんな人はいないと思うでしょうが結構いるので要注意。
お金に関する本は多数ありますが、この本は基本的な内容が書いてある。
だからこそ今読んでも違和感は感じません。
借りて読んだ本ですが、今度見かけたら購入しようかな。
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