生まれた時代が違えば、自営業として生計を立てていなかった。
ラッキーだったなと思う。
パソコンは黎明期からの付き合い
始めてパソコン(マイコン?)に触れたのは中学生の頃。
無線免許を持った友人が持っていて、当時はカセットテープでデータを読み込むものでした。
高校生の時も時間で使用出来る、今で言うネットカフェみたいな店でプログラムを作成していた。
山岳部なのに科学部に入り浸って(両方所属していた)、パソコンを触っていた。
文化際でランダム関数を使った相性診断を行った。(今思うと酷すぎる)
大学の頃は研究室の卒業研究でマッキントッシュでデータサーバーを作成した。
ちなみに研究室の私のあだ名はボンバーマン、わかる人は笑って下さい。
大学の先輩の部屋でX68000でゲームで遊んでいた。
そんな感じでゆるくパソコンに接していた。
会社に入社した頃から本格的にパソコンを扱う。
1年目のボーナスで自分のパソコンを手に入れた。
その頃のOSはWINDOWSではなく、コマンドプロンプトかメニューソフトで操作を行っていた。
今も主要なコマンドは覚えている。
なぜこんな事を書いているのかと言うと、コマンドプロンプトを使用して操作した時に、それは何ですかと聞かれたからだ。
PINGを使用して、ネットワークが物理的に接続されているか確認していた。
(今はツールかソフトで確認できるので、コマンド以外で確認出来ます。)
昔はコマンドプロンプトで操作していたと言ったらポカンとしていた。
私は古すぎる人間らしい
その会社の若い人間と、雑談でパソコンについて話をした。
・カセットテープみたい物でデータを読み込んで操作を・・・
→カセットテープとは?
・プリンタでパンチカードで打ち出して書き込みと読み込みを
→パンチカードとは?
・その後はフロッピーディスクでやりやすく
→フロッピーディスクとは?
・WINDOWSを初めて見たときは、マッキントッシュ(マック)のぱくりと思った。
→マッキントッシュとは?
私が古すぎるのでしょうか? 会話のたびに説明を求められる。
老害と思われそうだが、昔の話を求められたので仕方ない。
全部Wikipediaを見てくれと言いたくなったが・・・。
昔から触れていたため、パソコンを使用した仕事は苦にならない。
ITのソフトウェア開発者ではないため、進化の速度も速くはない。
ハードとソフトを扱う技術職であるため、常に学びは必要だ。
だが、パソコン関連のソフトウェア技術者でないのが良かった。
パソコンソフト関連の友人はかなり苦労し、別の業界に転職し、最後は連絡がつかなくなった。
パソコンのソフトをメインとした仕事は進化が早すぎた。
やりたい事より出来る事をしよう
今から振り返ると時代が良かったのだろう。
昔の進化の速度は速くはなく、20代に学んだ基礎が最後まで通用した。
論理的に考えるのは得意なほうで、一から何かを作り上げるのは楽しかった。
パソコンのソフト開発に進もうかと考えたが、辞めておいて正解だったと思う。
転職時にその分野の会社に内定ももらったが辞退した。
同時に転職した会社からも内定をいただいてたからです。
ゲーム開発やパソコンソフトに憧れはあったが、仕事としてやるのは違うのではないかと思った。
仕事にするには、食いぱっぐれのない業界にしようと思い就職先を選んだ。
長く続いたのは、やれること、出来ることをやり続けたからだ。
適正があったのは事実だが、理想より現実を優先した結果です。
それが今の自営業につながっている。
やりたい事を仕事としてやるのは理想だが、出来ることをやったほうが長く続くでしょう。
出来ることを仕事にし、やりたいことはプライブートでやればいい。
それが私の処世術です。

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