「生きづらい日本人」を捨てる を読みました

「生きづらい日本人」を捨てる

「生きづらい日本人」を捨てるは、下川裕治さんが書いた
下記3冊の本の内容をまとめた文庫本です。

・「生きずらい日本人」を捨てる
・「生き場」を探す日本人
・ 日本を降りる若者たち

理由があって東南アジアで暮らす人の生活を描いています。
タイの外こもりの有名人であるフクちゃんや、海外で詐欺にあった人、
ホームレスとして過ごした人も紹介されています。

外こもりとは

外こもりとは
《国内での引きこもりに対して、海外で引きこもること》特に目的もなく、海外に長期滞在すること。
多く、日本でアルバイトなどをして得た金を物価の安い国で少しずつ使って過ごす。
金が尽きたら帰国して働いて貯め、出国するのを繰り返す。

外こもりと呼ばれる人の存在を知った時に、こんな生き方があるのかと衝撃を受けました。
日本の生き方を違い、空気がのんびりとしているイメージがあります。

この頃は外こもり関連の本を読みまくったことを覚えています。
・バンコクで外こもり 皿井タレーさん
・外こもりのススメ 安田 誠さん
・下川 裕治さんの本
外こもりを知って、私も海外での生活を夢見ました。
今にして思えば、その時の環境から逃げたかったのでしょう。

理想郷は存在しない

タイには行ったことはありませんが、中華圏の国に数か月いたことはあります。
海外に行ったからといって、理想の環境が手に入るものではありません。
今となっては物価も上昇していますし、将来では逆転する可能性もあります。

逃避ではなく、現地に日本にはない魅力を感じて納得した上であれば、
移住することも良いかもしれません。
コロナが落ち着いたら、アジアの国を観光します。
実際に体験することで、良い面も悪い面も知ることができるでしょう。

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