出世しないことが、自営業への道につながった

仕事

私は出世には無縁であり、興味もない。
だから現場に出続けていた。

管理職は大変そうだ

昔であれば、社内で出世して上を目指すことが普通の価値観であった。
しかし、今の若い人は出世はしたくないみたいだ。

出世欲がない20代は77%という結果がある。(検索時に上位のサイト)
出世したくない事も将来は不味い可能性があるが、今は言及しない。

出世に関しては興味がなかったし、管理職は激務すぎると恐れおののいていた。
朝は早くから出社し、夜は遅くまで残業し、休日出勤は厭わない、そんな人々だらけだった。

ワークライフバランスという概念は隅に追いやられ、文字通りのワーク極振り状態。
中小企業の出身なので、そんな光景ばかり見ていた。
今は変わったのでしょうか? 有給休暇はほとんど消化できなかった。

人には向き不向きがある

中小企業であれば人手が不足しており、管理職もプレイヤーとして働く必要がある。
いわゆるプレイングマネージャーである。
上長が不在の場合は、たまに代行で業務を行う必要があった。
その場合は自分で作業する仕事は全て後回しになり、終業のチャイム後に行うことになる。

管理職は管理が主な業務内容となり、大きく分けると以下の内容となる。

  • 会社の方針を部や課の目標に落とし込み、一人一人に適正な業務内容を振り分ける。
  • 各案件の進捗状況を把握し、他部署などの協力が必要であれば要請する。
  • 適切な仕事の環境を整え、担当者の負荷を調整する。

私はあまり人に関心がないので、誰が何に向いているのか良くわかっていない。
適切な業務量がよくわからないので、適度に仕事を振ってみる。
その結果、部下が凹みかけた事があった。
(無理があったり、不明な点があれば相談に来ると思っていたが・・・聞きにくかったのかな?)

こんな人が上に立ったら周りの人々は災難であっただろう。
プレイヤーとしては優れていても、マネージャーには向いていない、そんな例は数多くあると思う。

現場に出続けていたから、今の仕事がある

会社にいても普通かそれ以下だが、現場に行くと役に立つ。
デスクワークに向いていないことは誰の目にも明らかであった。
体を動かさないと、頭も働かない、そんな仕様になっている気がする。

あまり会社にいることなく、外に出続けていたことが今の仕事に繋がっている。
会社にいる頃も、個人でもやっていけるでしょうと良く言われていた。

どんな仕事でも最前線で働き続ければ、腕は上がっていくものです。
数十年の経験があるため、ある程度の事は今までの経験で何とかなる。
つまり、会社の看板を外しても仕事は出来る。
何が幸いするかわからない、目の前の仕事に集中すれば道はつながっている。

工場で働くことが多いが、現場では60歳超えても働いている人は多くいる。
朝礼を見ると、日本の未来は大丈夫かな?と思えるくらい年配の人が多い。

出来ることや、得意なことを続けていれば、何とかなるなあと思う今日この頃。
得意な分野で働けることは、幸せなことですね。
技術に関係する職なので、学び続けることが最低限の条件、楽しんで学びましょう。

*出世がいいとは、出世しないほうがよい、と言うつもりはありません。
 人ぞれぞれ適正があるので、得意分野で働きましょう。

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