大企業 ⇒ 中小企業 ⇒ 自営業と変化してきた

仕事

最近はベランダでスズメとの熱いバトルを繰り広げている。
スズメが毎朝、屋根の雨どいに止まり、ベランダにふんを落とす。
長期で不在にすることが多かったので、居ついたのでしょう。
最近になって対策に成功しました。スズメは意外と頭が良い。

大企業に入社

新卒時に入社したのは大企業で、東証一部の会社です。
今は東証プライムで存続しています。

同期で入社した人数も100名を超えており、いくつかの新人教育を受けました。
教育後は各部署に配属され、実務を経験する。
会社の工場に派遣されることも多く、臨機応変に対応することになった。

本社で勤務を終えた後に、地元福岡の開発部に戻りました。
始発で出勤、終電で帰宅の時もあり、ハードな働きかたも経験した。

業務は部署の一部分を担当しているので、全体像が見えにくいです。
ただ、仕事内容は仕組みができていたこともあり、何とかついていけました。

数年後に、福岡の部署がなくなり本社勤務となる。
そのまま続けることは可能だったと思いますが、地元に戻りたかったので退社しました。
会社の規模が大きかったので、ほんの一部だけ関わったのだと思います。
ただ、この数年間で会社員としての基礎を身につけることができました。

中小企業に中途入社

地元に戻って数カ月遊んで、地元の企業に入社した。
就職活動は数社平行して行っていたが、この会社が一番初めに採用の連絡があった。
他の会社も受かりそうでしたが、大企業は3次面接まである予定があったので長すぎた。

入社後は教育らしい教育がなく、いきなりの実践投入。
見よう見まねで食らいついていったことで、仕事ができるようになる。

社員は100名未満なので、会社全体の業務と社員の顔が見えるのが良かった。
何かを頼む時でも、その部署のトップに話を通せるのでやりやすい。

仕事に関しても、担当業務は自分のやり方でできた。
仕事をすればするほど、仕事量は増えていくのでプライベートな時間は減っていった。

ほどよい規模で、全体を見通せることは良かった。
ただ、体と心が壊れかけていたので疲れを感じていた。
コロナの大流行で仕事に隙間ができたので、退職を決意する。
このタイミングを逃せば、退職は難しかったでしょう。

自営業

退職したのは良いが、世界はコロナの真っただ中。
何もできないので、失業手当をいただきながら過ごしていた。

しばらく休んだので、体調も良くなり、気力も回復した。
そんな状態で、仕事の依頼が入った。

仕事を受注するには、自営業として開業届を提出する必要があった。
1日で開業届を作り、ハローワークに開業を伝え、会社名を決め、名刺を作成した。
こんな始まりで数年間自営業として働いた。

自営業は仕事の受注、働き方、働く場所も自由。
全ての決定権が自分にある。
一度味わえば、もう会社員には戻れない、そんな居心地の良さを感じた。

親の介護度が上がったため、仕事の受注を停止する。
廃業届は来年に提出する予定です。

まとめ

大企業⇒中小企業⇒自営業をいう順番で仕事を行ってきた。
・大企業
 大企業は文字通り歯車として働いた、安定度は抜群だ。
 裁量は小さく、業務の一部分にみ関わることになった。
・中小企業
 中小企業は仕事全体の流れがわかり、社員全員の顔が見えた。
 担当の仕事に関する裁量は大きく、やりやすかった。
 ただ、大企業と比較すると人材が不足している。
 将来有望な若手や中堅社員が数多くいる大企業を羨ましく感じた。
・自営業
 自営業最大の強みは全ての裁量が自分にあること。
 最大の弱みは人手が足りないため、全ての業務を自分でやることになる。
 当然、できる仕事は小さくなる。

大企業で仕事の基礎を身につけ、中小企業で多くの経験を積み、自営業で今までの経験を生かす。
この順番で仕事を経験できたことは良かった。
大企業、中小企業の経験がなければ自営業は難しかったでしょう。

会社が大きくなれば出来る仕事の規模は増えるが、関わる部分が少なくなる。
自営業でやれば全部自分で決定できるが、出来る仕事の規模は小さくなる。

どれも一長一短あり、人や経験によって向き不向きがあるでしょう。
やりがいがある場所で働くことができれば一番いい。

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