定年後は本当に本が読めるのか!?

本の雑誌10月号の特集は”定年後は本当に本が読めるのか!? ”。
私も考えた事もある深いテーマ。

定年後は読書パラダイス?

初めて雑誌を購入して読みました。
今回の特集は面白かったです。

定年後の読書を数人の方が書かれています。
書かれている項目としては以下のものです。

・眼がつらくなってきた、老眼になってきた。
・夢に見た生活だが、本の処分を考えなけれなならない。
・読みたい本を考えてある。

定年後は本を読みまくる、そんな夢を見たことがあります。

  • 若い頃は定年後にグインサーガを全てと読もうと思っていた。
    (栗本薫さんのご冥福をお祈りいたします)。
  • 少し昔はローマ人の物語を読みなおそうと思っていた。
    建国の話、ハンニバルがローマ国内で暴れまわる話、
    有名なユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)
    ローマの五賢帝、暴君のネロ。
    有名人の話が目白押し。

    ローマ人の生活や文化等も書かれていて、当時の私の一押しの本でした。
    関連図書でマルクス・アウレリウスの自省録は、たまに読んでいます。

他にも司馬遼太郎さんの本や、長編の本を読むことを楽しみにしていました。
そう思って、ローマ人の物語を読み返した事があるのですが、
発売当初(文庫本)ほど、面白くは感じませんでした。

今でも好きな本ですが、昔ほど興奮しなかったのです。
その結果はブックオフに売却しました。
定年後に読みたくなったら買いなおすつもりです。

本にも読むタイミングがある。

本は毎年、膨大な数の本が出版されています。
令和元年で7万冊以上、一生かけても読めません。

昔はおもしろく感じた本が、読み返してみるとおもしろく感じなかったことはないですか?
例えば今年のベストセラーで興味がある本は何冊かあるでしょうが、
10年前、20年前のベストセラーで読みたい本は少ないです。

勿論、古典や長く版を重ねた本は今でも色あせることはないでしょう。
しかし、他の本はどうでしょうか。

自分の興味がある分野や作家さんは変わっていきます。
定年後は今の自分とは違います。

興味がある本は今読みましょう。

今興味があ本は、今読みましょう。

どんな本でも良いのですが、私が感じているのは
忙しい時ほど、読書が楽しいのです。

退職後は時間があったので、本を読みまくると思ったのですが、
働いている時より、少し多いぐらいでした。

なぜなら、いつでも読めるから!
いつでも読めるとなると、時間を作って読む時ほどおもしろくはなかったです。

今は読書が楽しいですが、将来はどうなるかわかりません。
本を見ることがつらく感じている可能性もあります。
今興味がある本は、興味がなくなって可能性もある。

だから今読める本は今読みましょう。
将来は膨大な量の本が出版されるので、心配はいりません。

今出来ることは今行いましょう。今でしょ!
今を楽しむ、それが一番なのではないでしょうか。

コメント

  1. RMCR より:

    以前と比べて、読書中の没入感が得られにくくなりました。
    寝る間も惜しんで・・・と読めていたのは、はるか昔。。。
    今は悲しいかな、目がショボショボしてきて断念です。

    あと確かに加齢とともに感性も変わるので、本に限らず、
    観たい映画・行きたい場所など、したいと思ったその時に
    できる限り行動した方が良いですよね。

  2. ベーク より:

    お互いに目は大切にしましょう。
    私も遠くの物が見えにくくなってきました。
    眼鏡をかけると遠くは見えるが、パソコンも文字がぼやけます。

    今は楽しい本でも将来は楽しいとは限らないので、
    今読んだほうがいいですよ。今を楽しみましょう。

    昔好きだった作者の本も楽しめなくなりました。
    創竜伝とかアルスラーン戦記とか、田中芳樹さん間隔をあけすぎ・・・

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