アジアや世界のアングラ情報を書いている雑誌SIX SAMANA。
書店で見たことはない? 電子書籍専用です。
SIX SAMANAとは
アジアのバックパッカーや怪しげな書籍を書いていたクーロン黒沢さんが編集長の雑誌。
クーロン黒沢さんの書籍『プノンペンどくだみ荘物語』の強烈な人々は今も覚えている。
アジアや海外のアングラ情報が書かれていて、外こもりに憧れていた私は毎号購入していた。
今では全て(1~38号)をkindle unimitedで読める。
お金を出して購入した私はモヤモヤするが、雑誌を出版する力になったと思うしかない。
登場する人物も日常生活では合わない人が多数でてくる。
その中でも特集になった人を紹介しよう。
特徴のある人々
- 第27号 漢の逝き様 野良犬のように死ね!
雑誌創刊以来のレギュラー 井上さん。
プノンペン スワイパー村という売春村に家を買って、売春を斡旋したり、プノンペン~スワイパー村にバスを走らせたりした。糖尿病の合併症により視力を失って日本に戻る。
不仲だった父親に預金を使い込まれたため、仲間の手を借りてプノンペンは脱出。
エロフィリエイトで生計を立てていた。
何と4回も特集され、プノンペンで息を引き取った。 - 第24号 幻の動物王国
TVのワイドショーで放送された「しおさいの里」という犬保護施設の園長 本多忠祇さん。時の人とない多額の寄付金が集まるが、多数の犬が死んだとこがわかると猛パッシングを受ける。その後25年たった後も「しおさいの里」は存在し70匹の犬が暮らしていた。理解者の支援で土地を提供してもらい、自身は車に住みながら犬の世話をした。
誹謗中傷はあったが、その情熱は本物で死ぬまで犬の保護を続けた。prime video”幻の動物王国 悪い奴ほど裏切らない”でしおさいの里の動画が見れたが、今は予告編のみ視聴出来るようです。
- 第38号 勝ち逃げ野郎 爆走!親不孝街道
マニラやバンコクで不動産を持ちバックパッカーとは違うと豪語するDJ北林。
開店前からゴーゴーバーに入り浸り、女はとっかえひっかえ。銃撃事件を起こし警官から金を要求されても、そのお金を値切る始末。仲良くなったクーロン黒沢さんが「DJ北林シリーズ」としてDVDを15タイトルリリース。
(どこに需要があるというのだ?)prime video”世にも奇妙な浮遊人”でDJ北林さんの動画が見れます。見ているぶんにはいいが、仲良くはなれないと思う。
日本に戻っていた北林さんはコロナ過でアジアには移動出来ず日本で過ごしていた。
ある意味で死ぬまで自分を全うしたのですが、知りたい人は本編を読んでください。
多数のアングラ情報
38号もあるので個々に紹介することは出来ません。
タイトルのみ抜粋して抽出してみた。
- タイでOLの話
- バンコク発 ローカルニュース
- フランス外人部隊に入隊した男、帰国後は履歴書を三度見されたという。
- 誰も読まない私小説を数千枚書いた男
- 【特集】 働くとこは罪である
- アジアのブラック企業列伝
- セカシュー女子の野望と幻滅
最近は更新が止めっていますが終了したのでしょうか?
見知らぬ世界を覗いてみたい人は読んでみるのもいいでしょう。
知らなくても一生何の問題もないですが。
番外 最近気になった本
最近気になったのは 地球の歩き方 + 雑誌ムーのコラボ企画
”ムー異世界(パラレルワールド)の歩き方”
書店で山積みになっていた、売れているのでしょう。
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