「なんとなく」で人生の方向を決めていた

日常

なぜ、退社したのかと問われることがたまにあります。
言葉を濁して答えていますが、本当はいつも同じ答えです。
”なんとなく”こう答えられれば楽なのですが。

なんとなく進路を決めてきた。

なんとなく決めた進路一覧

・中学の部活や高校の部活は友人に誘われた部活に決めた。
・高校を決める時には、通える範囲で2番目によい高校に決めた。
・大学を決める時には、工業系の大学であれば食いっぱぐれがないと考え決めた。
・就職する時に最初に入った会社は、これを作っているならば定年まで会社はあるし
 発展すると思い就職した。
 面接ではそのことを話したら評価していただいたという話です。
・退職する時もなんとなくで決めた。
・次に入った会社は一番最初に採用が決まったので、その会社にした。
 (同時に何社か受けており、3次選考や2次選考に進んだ会社もあった。
  感覚的な話ですが、そのまま試験を継続すれば採用されたと思う。)
・限界を感じ、今が退職のタイミングと思って退社した。
・知人の誘いに乗り、自営業として活動している。

並べてみると深く考えて決定したことはないようです。
人生の節目では、”なんとなく”という感覚で決定しています。

だめ【駄目】 で もともと。

「そんな考えで失敗するのでは?」と問われる時もあります。
失敗しない人間はいるはずはないのですが・・・。

物事は頭で考えることは限界があるし、
実際にやってみないとわからないことは多い。

私の基本的な考え方は”だめ【駄目】 で もともと ”です。
何に対しても成功は保証されていないし、ダメであれば次を考えればよい。

一番やってはいけないことは、何も決断しないことではないでしょうか?
時期がきたら、とりあえず決めてみましょう。

なんとなくという答えは重要なのでは。

答えが明確にできればいいのでしょうが、ある選択を行う時に、
一つの要素で100%決定していることは少ないのではないでしょうか。

一つの事を決めるにしても、関係する要素は複数ある。
全てを複合して、”なんとなく”という言葉で答えると考えます。
言葉ですべて説明は出来ませんが、ちゃんと考えているかもしれません。

”なんとなく”で判断するためには、判断する材料を集めて、
ゆっくりと考える時間が必要です。

頭を無にする時間を確保し、これからも”なんとなく”で判断していきます。
頭で考えるだけでなく、体で感じる感覚も大切と思っています。

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