話題のFIRE,FIとREは分けて考えよう.

リタイア

言葉の力は強力です。

言葉は力を持ちます。
パワハラ、セクハラ、モラハラ、これらの言葉がなかった時には
説明することにも苦労したはずです。

FIREも同様です。
早く退職して生活するというと、その後の説明に苦労します。
生活に問題ないと言えば大金を持っていると誤解されそうですし、
働かないと言えば、奇異の目でみられます。

説明に苦労しないのは助かります。
だた、私はFIRE状態ではありません。
そして、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)を
続けて言うのには、違和感を感じます。

経済的な自立は無理ゲーと思っていた。

経済的な自立は20代から考えていました。
昔の経済的な自由と言えば、事業で成功して
億の資産を作るイメージしかないように思っていました。
イメージは大橋巨泉さん、ロバート・キヨサキさんでした。

若かりし頃の私は考えます、無理ですねっと。
30代で株式投資に出会い、口座を開設。
株価の値動きに一喜一憂しました。

30代は株式投資で一攫千金を考えて行動する。
若い頃に馬鹿をやるのは良いことです、
身の程を知るには十分でした。

後で気が付きましたが、お金の増減には興味が薄いようです。
30代後半では数字が増えたな、減ったなと冷めた目で見るようになります。
その後、株式投資はゆるく継続することとなります。

経済的自立など夢の世界の出来事でした。
諦めて働きましょう、30代の最後に出した結論です。

早期リタイアを考える。

40代でリタイアブログの存在を知ります。
大金がなくても仕事を辞めて生活を行う。
億の資産は必要ない、自分の手の届く範囲で生活を行っている。

目標は現実のものとして考えられるようになりました。
そして決断します、50歳で引退しようと。
実際には50歳を超えて退職しましたが悔いはありません。
少し遅くなったなと思ったくらいです。

経済的な自立と早期リタイアは分けて考えるべきと思っています。

  1. 経済的自立を達成するためには時間がかかります。
    60歳で達成したとしたら早期リタイアではありません。
    ただの退職ですし、40~50代と60代では楽しむことに差があります。
  2. 早期リタイアは経済的に自立した状態でなくても可能。
    今の私がその状態です。少しお金がある自営業です。
    よく考えてみましょう。減らない資産が必要なのかと。

私はお金にあまり執着はなく、フルリタイア出来る状態であると
逆に危険な気がします。
少し不足している状態でちょうどよい。

一般的な人は経済的に自立出来る状態がベストと考えるでしょうが、
私は少し違うようです。

経済的自立はハードルが高いし、
セミリタイアであれば経済的自立した状態でなくても可能です。
言葉に囚われずに、自分にとって良い状態を目指しましょう。

コメント

  1. deds より:

    経済的自立とかいっても、結局フルインベストは精神的に無理だし、そうなると結局現実的には減っていく中でどうやって上手く逃げ切るかみたいな話に落ち着かざるを得ない。
    というか日本には年金制度や健康保険があるんだからそれがかえって合っていると思う。

  2. ベーク より:

    dedsさんコメントありがとうございます。
    経済的自立、言うのは簡単ですが実現は難しいです。
    自分にあったやり方で、逃げ切りを考えましょう。

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