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長寿食を考える ”遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」”を読んだ

家森幸男さんの書かれた ”遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」”を読んだ。

健康で長生きをするには、どうすれば良いのか。
世界中を調査された人、足で調査した内容は興味があります。

家森幸男さんとは。

1985年からWHO(世界保健機構)の「循環器疾患と栄養国際共同研究」を開始し、
30年以上、25ケ国61地域に足を運んで、健康調査をなさった人。

”「長寿食」世界探検記 (ちくま文庫) ”を読んだことがあるが、
令和版になって、より具体的な提言をされている。

フィールドワークとして下記のことを調査された。

  • 長寿地域と短命地域はどこが違うのか
  • 世界の長寿食はなぜ消えたのか
  • 長寿食の秘密とは

1985年から調査された結果は貴重です。
なぜなら、グローバリズムによって長寿地域の食文化も破壊された。

長い伝統がある昔からの老舗が淘汰されているのは日本でも同じ。
古き良き文化がなくなっていくは、どの国でも同じ。

安くて美味しい(味が濃い)食に惹かれるのは当たり前。
世界中どこでもマクドナルドがあるのは、時代の流れでしょう。

健康への提言

伝統食がなくなっていく例として、沖縄が書かれている。
昔は平均寿命が全国トップでしたが、今では無残な結果。

男性は36位(80歳)、女性は7位(87歳)。
沖縄県が凋落したことはニュースにもなりました。
アメリカの食文化が早く入った結果、食の欧米化が進んだ。

対策として「3つのS」を提言されている

  1. 減塩(SOLT)
    塩分と脳卒中は相関関係にある。
    塩分接種が高い地域では脳卒中が増えてくる。
    マサイ族に高血圧がいなかったのに(理想の塩分摂取量でした)、
    街の文化が入るにつれて高血圧も増えてきた。
  2. 魚(SEAFOOD)
    魚介類に多く含まれるのがタウリン。CMでも有名。
    血圧を下げる、交感神経の緊張を下げるの効果あり。
    日本は島国で魚は容易に手に入りますが、
    調理に手間がかかり、お値段も高くなりがちなのが難点。
    私はサバ缶をよく食べていすが、塩分に問題があるかも。
  3. 大豆(SOY)
    畑の肉と呼ばれた、安価で手に入りやすい食品。
    イソフラボンは大豆に含まれており、
    コレステロールの低下、美肌効果、高血圧の抑制と良い効果が期待できる。豆腐 納豆は安く手に入るので、毎日食べています。
    日本人でよかったです。

健康かつ長生きの工夫

私は長生きには興味ないですが、健康には興味ある。
ピンピンコロリといきたいので、普段の食生活には工夫が必要。

かつては、家森さんの本を参考にヨーグルト生活を始めました。
著書として”カスピ海ヨーグルトの真実”があり、
ヨーグルトの良い効果を書かれている。(2002年の著書)

健康によい様々の方法を書いてありますが、全て実践するのは難しい。
私が出来る範囲でやってみよう。

  • 蒸し料理
    野菜を摂取するのが良いことがわかっているが難しい。
    鍋では野菜がとれるが、あとは野菜炒め、サラダになる。
    そこで活用したいのは蒸し料理。ルクエのシリコンスチーマーやホットクックを持っているので活用できる。

    蒸し野菜のレパートリーを増やし、おいしくいただき健康になろう。
    出張時には出来ないけどね

  • 醤油より出汁を活用する
    塩のとりすぎは良くないが、減塩だと味気ない。
    そんな時に出汁がおすすめ、自宅でも簡単に出汁はとれる。今までは出汁は重要視せずに、かつおぶしを沸騰したお湯で味噌汁を作った男。
    (かつおぶしは入ったまま取り除かない、昆布も同じ)

    普段は出汁はひかないですが、今後は出汁を活用します。しいたけ、かつおぶし、昆布は水出しでも手軽に出来るのでおすすめ。
    手軽に出来るので挑戦します。

出汁の世界に知りたい人は下記の本がおすすめ。
”だし生活、はじめました。” 梅津 有希子さん

本は読んだだけでは、身に付きません。
1冊1個でいいので、取り入れていきます。

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